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<Author: 韋應物>
<Title: 初發揚子寄元大校書>
<Format: 五言古詩>
<Year: 1988>
<BookName: 唐詩三百首詳解  上卷>
<Translator: 田部井文雄>
<style: 現代文有假名>
<style2: 日本現代譯文附假名標注>
<TranslatedTitle: 初めて揚子を発し元大校書に寄す>
<BookPage: 4>
<UsedPage: 1>
<Feature: 0>
<End Header>
<Poem>
悽悽去親愛，
泛泛入煙霧。
歸棹洛陽人，
殘鐘廣陵樹。
今朝此爲別，
何處還相遇。
世事波上舟，
沿洄安得住。
<End Poem>
<Translation>
悲（かな）しむいたみつつ、親友（しんゆう）元大校書のもとを去（さ）り、江上（こうじょう）に浮（う）かびただよって朝（あさ）もやの中（なか）に漕（こ）ぎ入（はい）って行（い）く。今（いま）のわたしは、洛陽（らくよう）に向（む）かって帰（かえ）る途中（とちゅう）の舟（ふね）の中（なか）にいる身（み）であり、暁鐘（ぎょうしょう）の余韻（よいん）は、元校書（こうしょ）の残（のこ）る広陵（こうりょう）の樹々（きき）にひびいている。

けさ、ここで別（わか）れをつげたら、どこで再（ふたた）びまた会（あ）うことがあろう。世（よ）の中（なか）の事（こと）は、すべて波（なみ）の上（うえ）に浮（う）かぶ舟（ふね）のようなさだめないもの。流（なが）れのままに、下（くだ）ったりもどったりして、どうして自分（じぶん）の心（こころ）のままにとどまることができようか。
<End Translation>